最優秀賞は、194センチの大根 「守口大根の長さコンクール」過去最多33組が出展

瀬野憲一守口市長(写真前列左)と司会のU.K.さん(同2番目)、団体最優秀賞の八雲東コミュニティセンター長の藤原さん(後列左から2番目)と関係者ら

 守口市の伝統野菜「守口大根」の長さを競うコンクールが17日、同市役所で「もりぐち夢・未来大使」のU.K.こと楠雄二郎さんを司会に迎え、盛大に開催された。

 守口大根は長さ1㍍を超える細長い形状が特徴で、11回目となる今回は過去最多の33組が出展した。団体最優秀賞に選ばれたのは194㌢㍍を記録した八雲東コミュニティセンターで、3回目の挑戦でついに悲願を果たした。団体優秀賞には市立さくら小学校の180㌢㍍。個人最優秀賞は西口祥雄さんが183㌢㍍で連覇し、特別賞はアイグラン保育園大日東が受賞した。

栽培の様子(2023年当時)

 コンクールで上位入賞を目指す場合、2㍍を近くに達するため、通常のプランターでは栽培できない。最優秀賞の大根は2㍑のペットボトルをつなぎ合わせ、フェンスに立てかけて淀川の土を入れた手作りプランターで、こまめに水やりをしながら丹念に育てた。

 優勝した同センター長の藤原妙美さんは「大根だけではなく郷土愛や協力する心と思いやりも一緒に育てられた」と喜びを語った。

司会のU.K.こと楠雄二郎さんがマイクで解説