ブランド再構築のイメージリーダーとなる伝説の逸品になれるか?
サントリーホールディングスは、プレミアムウイスキー「響40年」を1本400万円、100本限定で抽選販売すると発表し、世界中のウィスキー愛好家の注目を浴びている。
日本ウイスキーの新たな価値基準を打ち立てるこの限定商品は、11月5~12日までの期間、特設サイトで応募を受け付け、当選者には5月27日より順次発送される。「山崎」の陰に隠れがちな「響」は新たなブランドバリューを獲得できるか注目が集まっている。
超高価格で市場価値を再定義する「響40年」
「響40年」は、1970〜80年代初頭に蒸溜された山崎、白州、知多の希少な超長期熟成原酒を厳選した、まさに「響」ブランドの最高峰。400万円という高価格戦略は、ラグジュアリー市場に向けて響ブランドの希少性を最大限に引き上げ、国内外の愛好家からの注目を集める狙い。この販売を通じて、サントリーは日本ウイスキー市場におけるプレミアムカテゴリーの新たな地位確立を目指す。
日本の伝統美を凝縮したパッケージ
琥珀色の熟成原酒を引き立てるクリスタルボトルに加え、日本の伝統技法「蒔絵」を施したキャップや、四季を表現した12種の木材で作られた木箱に収められている。芸術品ともいえるこのパッケージは、ラグジュアリー商品としての価値をさらに高め、「コレクターにとって唯一無二の存在になれば」と同社は意気込んでいる。
■サントリー抽選応募サイト http://suntory.jp/hibiki40/