一般社団法人日本自動車連盟(JAF)大阪支部は5月25日、大阪府警と合同で「チャイルドシートの使用状況全国調査」を実施した。調査の結果、6歳未満の子ども全体の使用率は66.6%で、全国平均の78.2%から大きく下回った。
この取り組みは警察庁と合同で全国18箇所(8地域)で行われた。全国調査では、チャイルドシートの使用率は78.2%、説明書通りに取り付けができていた車は69.8%、子どもが正しくチャイルドシートに座っていた車は55.7%という結果となった。
調査結果を受け、同法人は「チャイルドシートの使用状況は年々増加しつつあるが、正しく取り付け、着座ができていなければ、効果が最大限に発揮できない。車内で子どもの安全を守る唯一方法なので、車に乗る時は必ず着用をお願いします」と表明した。