300万円の花火鑑賞VIP席が登場 9.15水都くらわんか花火大会

 2015年地域の花火大会としてはじまり、2022年からは枚方と高槻の2会場で交通規制を伴う花火大会として「水都くらわんか花火大会」と名称を変えて開催。昨年は4704発を打ち上げ、25万人が来場するなど、年々規模を拡大している。

 9月15日に開催する第3回大会では、今までの有料観客席であるテーブルやシート席に加え、新たに300万円のVIP席が登場する。

 最大10人までが利用できるコンテナ内にはエアコンをはじめ、足が伸ばせるソファやイス、テーブルなどが備え付けられており、専用のトイレも設置。また、花火の打ち上げ前から楽しんでもらおうと、夏にピッタリなウナギをメインにした豪華弁当と、さらに枚方・穂谷産のホップを使ったクラフトビール「THE HOTANI CRAFT」が用意されている。

🄫Michihiro Sugaya
VIP席イメージ
提供予定の料理・ドリンク

生涯忘れない、プレミアムな夏の思い出に

 コンテナは一般客が立ち入ることのできない本部のすぐそばに設置しており、そこまでの動線も他の観客とは別になっているので、完全なプライベート環境で目の前に打ち上がる花火を心ゆくまで鑑賞できるというわけだ。

 この超高額なVIP席は、1組限定7月15日から販売される。

打ち上げ発数は、前年に産まれた子どもの数

 開催地でもある枚方市・高槻市で、前年に産まれた子どもの数の合計を打ち上げ発数と決めているが、今回から来場者の多い交野市の出生数も合わせて規模を拡大することになった。「出生数を反映することで人口減少など地域の現状を知ってもらうきっかけになり、地域活性化にもつながれば」と主催者側は語る。