うめきた広場の環境共生型アート 『霧の彫刻・SEA FOG』演出を再開

2019 年以来、5 年ぶり

 グランフロント大阪(北区大深町)は、5月1日からうめきた広場に設置されているアート作品『霧の彫刻・SEA FOG』の演出を再開する。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年から本作品の演出を停止していたが、今回の演出再開は、2019年以来、5年ぶりとなる。

 本作品は、「霧の彫刻家」として国内外で活躍する芸術家・中谷芙二子氏の制作。うめきた広場中央部分に設置された微粒子ノズルから人工の霧が発生し、広場空間を幻想的に包み込む。演出はイベント実施時や高湿度、強風時等を除き、原則1日4回、約2分間を予定。

 グランフロント大阪では開発時から、ソフト・ハードの両面から環境に配慮したまちづくりを進め、屋上や街区の緑化、水景ネットワークの整備のほか、自然換気や太陽光発電といった省CO2技術の採用や、再生可能エネルギー由来電力への切り替えなどを実施している。

 期間は10月27日まで(予定)。演出時間は、午前10時半~、午後1時~、同2時~、同3時~各回約2分。