リバー産業が6000万円を寄付 「被災地支援などに活用を」

吉村知事から寄付金贈呈に対し感謝状を贈られた河社長(右)=府庁
吉村知事から寄付金贈呈に対し感謝状を贈られた河社長(右)=府庁

 社会貢献に力を入れている、不動産都市開発会社のリバー産業(大阪市中央区)は、能登半島地震の被災地支援などに活用してもらうため、府と大阪市に計6000万円を寄付。2月20日、府市から同社の河啓一社長に感謝状が贈られた。

 同社は被災地支援として「大阪府に1000万円、大阪市には「大阪・光の饗宴」の御堂筋イルミネーションに2500万円、子供の貧困対策に1500万円、2025年大阪・関西万博支援(児童、幼児向け入場券7561枚分代金)に約1000万円を寄付した。

 同社は創業60周年の記念事業も検討していたが、震災による被災地の深刻な状況を考慮して、河社長は「弱者救済と絆を大切にした企業ポリシーを実践したい」と例年を上回る金額を寄付した。