樽酒60周年、KITTE大阪で記念フェア 春風亭一之輔がアンバサダーに就任

 菊正宗酒造(神戸市東灘区)は、1966年の発売から60周年を迎える「樽酒」を記念して、JR大阪駅直結の複合ビルKITTE大阪の飲食店と協働した「菊正宗 樽酒フェア in KITTE大阪」を10月1日から開催する。

 これに先立ち、フェア開催初日であり「日本酒の日」でもある10月1日にKITTE大阪のB1サンクンガーデンで記者発表会を開いた。
 樽酒60周年記念アンバサダール(アンバサダー)に就任した落語家・春風亭一之輔氏が登壇し、就任状の贈呈や60周年を祝う鏡開きを行った。さらに、樽酒と同館フェア参加店舗との限定コラボメニューをその場で味わう「実食レポート」も披露した。

 本人は「食レポは得意ではない」と語っていたが、樽酒がことのほか気に入ったのか、試飲が進むにつれて饒舌(じょうぜつ)にコメントを語った。冷酒、燗、ソーダ割と異なる飲み方で樽酒を味わい、「なぜペアリングされた料理と合うのか」を独自の観点からの描写は話のプロとしての表現力が感じられた。

 菊正宗酒造の代表取締役社長、嘉納治郎右衞門氏は、日本酒の容器が甕(かめ)や壺(つぼ)から樽、そして瓶へと変化してきた歴史に触れながら、「やっぱり樽の風味のしたお酒がうまい」という客の声を受け、瓶入りの「樽酒」が誕生した経緯を紹介した。

 大量生産のプロセスの中、直接瓶詰めにせず、樽に詰めてから香りつけして改めて瓶詰めするというこだわりが、多くのファンの間で長きに渡って受け入れられてきた要因だ。

 その後、春風亭一之輔氏が記念すべき「アンバサダール」として就任状を受け取った。

 発表会の締めくくりには、嘉納社長と春風亭一之輔さんが揃って鏡開きを実施。

 10月1日は、新米で酒造りが始まる‟酒造元旦〟とされる「日本酒の日」。年に一度の特別な日に、還暦を迎えた樽酒の節目を祝い、会場そ訪れた人たちとともに「よいしょ」の掛け声を3回合わせて、勢いよく鏡を開いた。

 同フェアは10月31日まで開催。期間中はKITTE大阪内の19店舗(地下1階=8店舗、4階=6店舗、5階=4店舗、6階=1店舗)で、コラボメニューと樽酒をセットにした限定メニューを提供している。

タイトルとURLをコピーしました