パナソニック、早期退職募集 門真・守口の地域経済にも波及懸念

 大規模な人員削減に踏み切るパナソニックホールディングス。その中核を担うパナソニックが、勤続5年以上の40〜59歳の社員と、64歳以下の再雇用者を対象に、早期退職の募集を始めた。退職金に最大で数千万円の上乗せがあるという。グループとしては国内外で1万人規模の削減を予定しており、詳細な人数や期間は公表されていない。
 本社を構える門真市、関係企業の多い守口市を中心に、まちの経済や雇用への影響は避けられそうにない。地元に根を張ってきた企業の再編が、地域に何をもたらすのか。今後の退職動向が注目される。