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なぜ腰痛は治らない? 10年間の腰痛から解放されるまで① 整体院Karada+

筆者自身の腰痛との闘い

 筆者の腰痛は40歳頃から始まった。学生時代、アメリカンフットボール部に所属し、その後は運送業や建設現場で重労働を続けていた。しかし、腰痛が本格的に悪化したのは新聞社に転職してからだ。業務中に激痛に襲われたのだ。それから10年間、投薬や電気治療、カイロプラクティック、鍼灸、ストレッチ、腰痛ベルト、気功など、あらゆる治療法を試みたが、根本的な解決には至らなかった。

加齢による肉体の衰えや運動不足がたたり、体のバランスがおかしいのが見て取れる(筆者本人)
加齢による肉体の衰えや運動不足がたたり、体のバランスがおかしいのが見て取れる(筆者本人)

 昨年、「脊柱管狭窄症」と診断され、手術を勧められるも不安から躊躇していた。そんなとき、本紙に掲載されていた「整体院Karada+」を知り、わらにもすがる思いで訪れた。

 同院の嶋田薫温院長は、脊柱管狭窄症の原因は神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫することにあると説明。主な症状としては腰痛や足のしびれ、歩行困難が挙げられ、従来の治療法は対症療法が中心で、根本的な原因を解決しない限り再発の可能性が高いという。

整体院Karada+
嶋田薫温院長

 脊柱管狭窄症の根本原因は〝サボリ筋〟の衰えだ。関節を支える筋肉が機能しなくなることで体のバランスが崩れ、脊柱管が圧迫される。デスクワークや運動不足、加齢が影響を与える。「従来の治療法では『サボリ筋』を改善できない」と嶋田院長は指摘。筆者はこの〝サボリ筋〟を鍛える治療を受けることになった。次号に続く。

整体院karada+
大阪市福島区福島1-5-12
電話090-1157-8728
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