アウトドア記者 古賀やすおの「これは使える!キャンプギア」雑なキャンプ飯も野外なら別格!!


▲M先輩「自分でこねた」と主張する〝疑惑の鉄板ハンバーグ〟
 ハンバーグは具材をこね、たき火で焼くだけ。M先輩は「自宅でこねてきた」と言っていますが、おそらく成型されたものをスーパーで買ってきたに違いありません。それだけ形がきれいでおいしかったです。


▲イキった感じが嫌で避けてきたアヒージョ。が、やってみるとウマかった!

 普段口にするメニューも、野外で食べると、なぜかおいしい「アウトドア飯」はキャンプの楽しみの一つ。「あんた誰?」みたいなキャンパーが、アウトドア飯を紹介している動画も無数にあり、ついつい見てしまう。

 ちなみに、私がつい最近見たのは、たき火で中華鍋を振るい、チャーハンを作る動画。ちょっとやり過ぎ感もあるが…。

 行動の遅い私がキャンプ場に着くのはいつも夕方前。テントを張って「さぁ、食事の準備だ」と意気込んでも、いつもソロキャンプだったり、食に興味のない息子と行ったりするので、他に食べてくれる人がいません(一緒に行ってくれるやさしい読者さん募集中です)。

 今回は、先日会社のM先輩とキャンプに行ったときのアウトドア飯を紹介します。

 キャンプでアヒージョってよく聞きますが、イキった感じがするので正直避けてきました。が、やってみると「まあ、なんということでしょう」。酒は進むし、うまい。そしてオシャレ!材料はエビ、マッシュルーム、パプリカ、ニンニク、オリーブオイル。味付けは「ほりにし」で決まりです。

全国区になった超有名調味料。アウトドアスパイスほりにしは必需品ですね。私の場合はどの料理にもこれをかけちゃいます。まずそうな料理もこれだけで無かったことにしてくれますから!

 私はアウトドアであまり肉を焼くことはありませんが、たまに食べたくなるとスペアリブを焼きます。豪快にほお張ればサバイバル感2割増しです!


▲スペアリブを豪快に焼いてサバイバル感を出す!

 このスペアリブはM先輩が「家で味を漬け込んできた」と言っていますが、おそらく最初から味のついたお肉をスーパーで買ってきたのでしょう。

 ところで、アヒージョなどをするときは、スキレット(鋳鉄製フライパン)を使いましょう。熱伝導率が良く、素材に均一熱が伝わります。高温調理ができ、水分やうま味を閉じ込めてくれます。

私がおすすめする キャンプ飯 動画

 毎日1本はキャンプ系の動画を見てしまう私。中でもおすすめなのが「KUNEN Channel」。JINさんという方が見た事もないようなクッカーで料理をしたり、真冬の極寒の中で鍋をしたり。何がおすすめかって、この方、一切しゃべらず、ただただ料理をして食べるだけという潔さ! 一度ご覧あれ。


  • ▲アユを裏返すと身が網にくっつきボロボロ!(さすがだ!M先輩!)

  • ▲BBQならホイル焼きなのに家と同じで枝豆をゆでている。(さすがだ!M先輩!)

  • ▲朝は定番の目玉焼きだが、卵入れすぎじゃないか?(さすがだ!M先輩!)

  • ▲ハマグリも焼いたが、汁を全部こぼしてしまったようだ。(さすがだ!M先輩!)