山陽製紙が「第4回サステナブルファッションEXPO秋」に初出展

 循環型社会を目指す紙再生サービスメーカーの「山陽製紙」(泉南市)は、環境に配慮したファッションブランドや生地・素材が世界中から集まる、持続可能な未来に向けた「第4回サステナブルファッションEXPO秋」(東京・有明の東京ビッグサイト)に10月15~17日に初出展した。

 同社は脱炭素社会に向けて、商品の原料調達から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量を二酸化炭素に換算した数値を表記する仕組み「カーボンフットプリント」に取り組んでいる。

 本展示会では、再生紙ブランドのカーボンフットプリントを公開。また、タグなどの各種副資材やPRツールにも使用できるアップサイクル(廃棄物を別の新しい製品に作り変える)サービスを紹介した。同社企画開発部・CSR室の武田マネージャーは「国内だけでなく海外の来場者からもカーボンフットプリントやアップサイクルの取り組みが注目され、手ごたえを感じた。環境や脱炭素に対して引き続きアクションを起こしていきたいと思っている」と話していた。

 再生紙ブランドのカーボンフットプリントの詳細は公開URL(https://www.sanyo-paper.co.jp/sustainability/zerocarbon)へ。

■山陽製紙/泉南市男里6-4-25/電話072(482)7201
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