大阪府と「タイミー」連携協定 深刻化する人手対策に向けて

 大阪府は8月16日、短時間専門のアルバイト探しアプリケーションを運営するタイミーと事業連携協定を締結した。同社が都道府県と連携協定を結ぶのは初のケース。

 大阪・関西万博開催を来年に控え、今後、府内では飲食、宿泊業などサービス業の人手不足が深刻化することが予想されている。こうした状況を受けタイミーでは、府内の事業者向けに、スポットワーカーを上手く活用する方法や求人の出し方などについてのセミナーを開催する。一方、求職者向けには、府が運営する求人サイト「にであう」利用者に対する就職支援や、大学生・求職者向けの有償職業体験の機会の提供などを行い、企業と求職者のマッチングを進めていく。