守口文化センター1階の英会話スクール「FunHouse」は、〝楽しく英語を学ぶこと〟をコンセプトに、夏休み期間に毎年恒例の「サマースクール」を開催した。参加した年中~小学3年生らは、アメリカやイングランド、スペイン、ニュージーランドなど、さまざまな国の文化を多国籍の外国人講師と日本人スタッフから学んでいた。
記者はイングランドデーを取材した。はじめに、手作りのパスポートをもらった子どもたちは、ビデオで飛行機で移動するシーンを観たあと、入国審査に進む。その後は同国の文化について学んだり、国柄が感じられるクラフト制作やゲーム、おやつクッキングなどと、凝った演出に子どもらは笑顔で取り組んでいた。同スクール代表の嶋村さんは「子どもたちが興味を持って楽しめるようカリキュラムを工夫しました」と話す。
中でもキャッスル(城)を作るペーパークラフト制作では、講師による英語を使った指示にも子どもたちは熱心に聞きながら、自分だけの城をデザインしていた。「異文化を知るほどに、幅広い視野をもてるようになっていきます」と嶋村さん。参加者の保護者からは「さまざまな場面を英語で過ごす貴重な体験。子どもたちにとって思い出深いものになりました」と話していた。
■語学スクール FunHouse/守口市河原町8ー22守口文化センター(エナジーホール)1階/電話06(6991)8406