万博備え、なんば駅で防犯訓練 大阪メトロと近鉄が合同で実施

 大阪メトロと近畿日本鉄道は7月31日、来年開催される大阪・関西万博に備え、なんば駅で不審者に対応する合同訓練を行った。訓練では駅で殺人予告がなされ、不審者が次々に人を刺してゆく想定で実施。駅職員らが利用客の誘導や負傷者への対応を確認。かけつけた警察が不審者を確保し、消防隊が負傷者の救急搬送にあたった。

 万博は来年4月13日から半年間、大阪市の人工島・夢洲で開催され、1日当たり平均22万人超の来場が見込まれている。