大阪ガスクッキングスクール 100周年記念の講習会を開催

一流ホテルの総料理長や有名レストランのオーナーシェフを講師に迎えて開かれた特別料理講習会
一流ホテルの総料理長や有名レストランのオーナーシェフを講師に迎えて開かれた特別料理講習会

 大阪ガスクッキングスクール(大阪市中央区)は、その前身である「割烹(かっぽう)研究室」から数えて、事業開始100周年を迎 えたことを記念し、〝100〟にまつわる料理講習会を4回開催する。その第一回目が6月29日に大阪ガスが運営するハグミュージアムの4階キッチンスタジオで行われた。参加者は100人、年齢層は幅広く、男性も1割弱いた。

 内容は、石川・能登の食材を使ったフレンチや旬の食材の生かし方、シェフによる盛り付けの技を学べる『能登の食材で作る初夏のフレンチ』で、能登復興支援も兼ねている。上柿元勝シェフを中心に、一流ホテルの総料理長や有名レストランのオーナーシェフ7人が参加し、おいしいフレンチの作り方の秘訣(ひけつ)を軽快な語りと見事な手捌(さば)きで伝授。参加者は「自宅で食べる料理とは違う」「食材も非常においしいが、ちょっとした工夫でおいしくなる事がわかった」と大満足の様子。また、有名シェフから個別に指導を受けられた事も忘れられない思い出となった。

 同クッキングスクールの村上孝治社長は「食事を楽しみながら、食の大切さや食材を無駄にしない事、素材の持つおいしさなどを伝えられたらうれしい」とコメント。