AED(自動体外式除細動器)をもっと多くの人に知ってもらい、「救える命を救いたい」と、AEDの博物館「AEDミュージアム」=淀川区東三国=が4月23日、オープンした。運営するのは医療機器商社、エム・イー・サイエンス(同)。厚生労働省から、市民によるAEDの使用が認可され、今年で20周年。7月1日の「AEDの日」に先駆けて各メーカーが各種のAEDをそろえた。同社は今年1月30日、淀川区と連携協定を締結している。
西村覚社長は「AEDはメーカーや機種によって、形状や色も全く異なり、電源ボタンの位置も違う。さまざまなAEDを『見て、さわれる』という日本でも唯一の場所ではないかと自負している。医療機器を販売する企業として、次世代へ、『社会への恩返し』『社会への貢献活動』を推し進めていきたい」と話している。