「ミシュランガイド京都・大阪2024」(日本ミシュランタイヤ発行)が4月12日に発売されたのを記念して、阪急三番街の紀伊國屋書店梅田本店(北区芝田1)でプロモーションイベントが開催された。
「ミシュランガイド」といえば、星の数でレストランを評価する美食ガイドブックの代表格といわれ、真っ赤な表紙が目印だ。2009年に「京都・大阪」が発行され、今回は記念すべき15周年になる。これまで秋に発売していたが、15周年を迎える今年、ゴールデンウィークや夏休みに向けた春に引っ越した。満を持して発売となった書籍の掲載件数は、過去最多の440軒にのぼる。注目は新二つ星となった天王寺区の日本料理「幽玄」。福島区の「澤田」をはじめ、大阪では7軒、新たな店舗が一つ星を獲得した。「価格以上の満足感が得られる料理」と評価される〝ビブグルマン〟は新たに4軒が加わった。
プロモーションイベントが行われた同書店の入口付近や関連コーナーなどには、真っ赤な表紙の同書が所狭しと平積みされ、興味深く手に取る人が多い。
書籍のほか、昨年4月に発表した「ミシュランガイド公式アプリ」によっておすすめの飲食店やレストランの情報をいち早く受け取られるようになった。また、世界中のレストランやホテルを検索・予約できるなど、日々進化を続けている。アプリとの連動でますます便利に活用できるというわけだ。
真っ赤な表紙の〝アイツ〟は全国の書店またはAmazonで発売中。選りすぐりのグルメ情報をほしい人は一冊を。