ロングライフHDが万博記念公園野球場でユニークな入社式

選手宣誓する川下日向子さん、手前は同社の遠藤拓馬社長

新社会人の第一歩 夢に向かって〝選手宣誓〟

 福祉介護サービス業を国内外に展開するロングライフホールディング(大阪市北区)の入社式が4月1日、吹田市の万博記念公園野球場で行われ、式典に参加した27人の新入社員(新戦力)らは、「ロングライフグループの一員としてお客様お一人お一人の心と体を尊重する新たなケアサービス(GFC=グッドフィーリングコーディネート)に邁(まい)進し、社会に貢献します」と〝選手宣誓〟、自分の夢に向かって新社会人の第一歩を踏み出した。

 式典では、ロングライフのロゴ入りのユニフォーム姿で〝社会に見立てた球場〟にプラカードを掲げて入場行進。経営陣の紹介に続いて、電光掲示板には社員の名前が掲示され、場内アナウンスでは社員一人一人の個性を交えて「切り込み隊長」「石の上にも3年」「いつもニコニコスタイル」「縁の下の力持ち」などと紹介し、社会人1日目の雰囲気を盛り上げた。

 このあと、野球の開会式を模して川下日向子さん(22)が元気いっぱいに選手宣誓。これを受けて遠藤拓馬社長が「きょうから皆さんは当社の社員。厳しい先輩社員、役員の叱咤(しった)激励を受けながら、『感謝』『素直』『謙虚』の気持を忘れずに会社の事業に寄与してください」と激励した。最後に社員を代表して山﨑光亮さん(22)が会社で実現したい夢を書いたサインボールで夢を叫びながら、気持ちのこもった始球式を行った。球場での思い出深い式典は成功りに終え、新入社員らは満面の笑みで記念写真に収まっていた。

プラカードを掲げて入場行進する27人の新入社員
気持ちのこもった始球式を行う山﨑光亮さん
満面の笑みで記念写真に収まる新入社員らと経営陣