在阪企業3割が「影響出ている」 能登半島地震 大商調査

 能登半島地震が企業経営に及ぼす影響について、大阪商工会議所は1月19日、会員企業740社(336社から回答)に実施した緊急調査で、3割(30.6%)の企業がすでに被害・影響が出ている、もしくは今後生じることを懸念していると回答。各社からはサプライチェーン(供給網)への影響を不安視する声が多く聞かれた。調査は12~17日、インターネットで実施した。

 内訳は「すでに直接・間接の被害・影響が出ている」(9.8%)、「現在のところ直接・間接の被害・影響は出ていないが、今後生じることを懸念」 (20.8%)。被害、影響の具体内容(複数回答)は、「納入先の被災により、製・商品などの製造、販売が滞り、売上減少への懸念がある」(35.0%)が最多。 以下、「物流網の寸断による、仕入、納入、配送に支障がでている」(25.2%)、「被災地などの消費減退による売上減少」(21.4%)、「仕入先の被災により、部品、原材料、商品などの調達に支障」(19.4%)が続いた。

 今回の能登半島地震に対する対応策については「特に対応はしていない、対応の必要がなかった」(48.5%)が最多。 何らかの対応をとった回答の中では、「自社またはグループ会社の従業員の安否確認」(31.0%)が最多。以下は、「被災地全体への支援(義捐金の送付、救援物資拠出など)」(26.8%)、「自社またはグループ会社の被害状況の確認及び復旧」(22.9%)が続いた。