4月から半年が過ぎ、学年の折返し時期となりました。秋の定期テストを控えているこの時期、わが子の学習方法について「これで良いのだろうか？」と、不安になる方も多いのでは。「個別指導キャンパス」代表の福盛訓之さんに、「定期テスト対策の勉強方法」についてアドバイスをお聞きしました。
―定期テストで得点するには
テスト直前になってあわてるのではなく、普段の学校の授業内容を〝毎回〟きちんと理解しておくことが大切です。学校の授業でわからない所や、理解不足の所は早めに解消しておきましょう。復習の習慣がついているかどうかが影響します。
―普段の復習は、どのように勉強すれば良いのか
「勉強の仕方が分からない」というご相談はよく受けます。効率的な学習はテクニックがあります。例えば、効率的な暗記方法ですが寝る前にやっていた勉強を登校前の10～20分くらいで確認すれば、それが一番定着します。一度睡眠を挟んで覚え直すのが記憶の定着に効果的です。
―暗記にもテクニックがあるのですね。他にも効率的な学習方法はありますか
「以前間違えた問題を解き直す」のは効率の良い学習方法です。過去のテストや、問題集の練習問題で間違えた部分を、正答例だけ見てわかったつもりになるのは良くありません。間違えた部分は必ず解き直し、自分の頭で「何を間違えたのか」を考え直してください。ケアレスミスも含めて正解するまで解き直し、自分の間違えやすいパターンに気づくことが第一歩です。
―家族にできるサポートはありますか
体調管理のサポートが大切です。三食きっちり食べ、早寝早起きする環境づくりをしてください。風邪をひかないよう手洗いうがいをさせるのも重要です。計画的に勉強をするように促して、睡眠不足になり体を壊し、勉強できなくなるといったことがないようにしてください。睡眠時間が短いとテストに集中できずにミスが増えてしまいます。
―塾では定期テスト直前にどのように指導していますか
テスト問題にはそれぞれ傾向や得点しやすい箇所があります。試験日の直前まで部活があり忙しいお子様も多いと思います。そんなお子様こそ、問題傾向に合わせて対策することと、試験で効率良く得点する解き方を身につけることが大切です。当塾は、定期テストに出題されるポイントのみにしぼって指導するので、効率良く勉強できます。
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