「根拠あるほめ方・叱り方」を伝授 阪本師範が教職員学習会で講演

 新極真会大阪東部支部の師範で、本紙コラム「文武一道」を連載する阪本晋治さんが11月18日、大東市立野崎人権文化センターで開かれた教職員向け学習会「ともに学びともに生きる」で講師を務めた。同会は、大東市の人権教育推進を目的に、教職員の学びを深める取り組みとして学習会を行っている。
 阪本さんはこれまで空手道場で延べ2000人以上の子どもたちを指導してきた経験から、近年増えている整列が苦手な子どもや感情表現が難しい子の背景に触れつつ、「根拠をもったほめ方・叱り方」の実践を紹介。参加した教職員は「クラスの子どもたちの顔が浮かんできた。明日から実践していこう」と自身の関わり方を振り返り、理解を深めていた。
 また、司会を務めた四条小学校の北井教諭は「教育には持ち場がある」との視点から、道場と連携して行う空手授業の取り組みを報告。参加した教職員らは、地域の大人とのつながりが子どもを支える力になることを再認識する機会となった。(濱田康二郎)

子ども達の足指の変化について紹介した阪本晋治師範
タイトルとURLをコピーしました