大阪メトロ谷町線 ダイヤ改正で利便性向上へ 12月21日から

 大阪メトロは、12月21日より谷町線のダイヤ改正を実施する。今回の改正は、全駅で進められている可動式ホーム柵の設置に伴い、乗降時間を考慮して停車時分の見直しを目的とするもの。これにより、一部駅では停車時間を5~10秒延長し、八尾南駅の上り始発列車(大日方面行)の発車時刻は午前5時1分から同5時0分に繰り上げられる。

 また、平日のラッシュ時間帯には運転間隔の調整が行われる。朝のラッシュ時には喜連瓜破~八尾南間で現行6分間隔が5分間隔に短縮され、夕方のラッシュ時には大日~都島間で6~7分間隔が6~6分30秒間隔となるほか、文の里~喜連瓜破間と喜連瓜破~八尾南間でも運転間隔が改善される。

 一方で、停車時間の延長に伴い、平日と休日の運行本数はそれぞれ1本減少する。大阪メトロは「乗客の利便性向上を図り、安全で快適な運行を目指す」としており、今後もサービス改善に取り組む姿勢を示している。