社会人生活スタート 希望と決意を胸に シティ信金

決意表明する新入職員(右は高橋理事長)

 大阪シティ信用金庫(高橋知史理事長)は4月1日、大阪市中央区の本店で入庫式を行った。真新しい制服やスーツに身を包んだ64人の新入職員は決意を新たに社会人としての第一歩を踏み出した。

 高橋理事長は「日米の金利差による円安傾向で原材料費が高騰し物価高となる一方、企業業績やインバウンド需要の高まりで株価が上がっている。金融環境は、日銀のマイナス金利政策解除で、戦略の転換期を迎えている。当金庫は「三者共栄」の経営理念と「信頼で地域とつながる」のスローガンのもと、お客さまの課題を迅速に解決することで、地域社会の持続的発展に寄与し、信頼される金融機関を目指している。信頼される社会人、新たな自己発見への挑戦と感謝の気持ちを忘れず業務に努めてほしい」と訓示をした。

 先輩職員として登壇した昨年入庫の吉川樹さんは「地域課題解決に向けて一体となって挑戦し、ともに行動・成長していきましょう」と激励。新入職員を代表して柳智梨さんが「社会人としての自覚を持ち、感謝の気持ちを忘れず、自身の成長と大阪シティ信用金庫の発展のために誠心誠意業務に立ち向かいます」と宣言した。