春の到来をいち早く伝えてくれる、ジューシーなイチゴ。
新年が始まるとともに、旬のフレッシュなイチゴをふんだんに使ったフェアが各ホテルで開催される。食べ放題のビュッフェやアフタヌーンティーで、趣向を凝らしたホテルスイーツが続々と登場している。
食べ比べてよし、バリエーションを楽しむもよし。
さぁ、どこから始める？〝イチゴ狩り〟
※掲載の情報は12月28日現在のもの。予告なく変更となる場合あり。
表示価格は税･サ込み。最新の情報は各ホテル公式ホームページなどで要確認。
プレミアムティーブランド「HARNEY&SONS」とのコラボが実現!
スーパースイーツビュッフェ2024 ～ホテルでいちご狩り～
ホテルニューオータニ大阪 1階ティー＆カクテル「SATSUKI LOUNGE」
1/5～3/31
ニューヨーク発のティーブランド「HARNEY&SONS」の厳選された上質な茶葉に、ホテルパティシエの繊細な技が加わり「見て愉しく、食べて安らぐ」スイーツが誕生。その他、同ホテルのシグネチャースイーツ「新スーパーあまおうショートケーキ」や、クロワッサンとソフトクリームを掛け合わせたハイブリッドスイーツ「クロ＆ソフ」など20種以上のスイーツが並ぶ。
★大人／平日6,200円、土日祝6,900円、小学生／全日3,500円、幼児（4歳以上）／全日2,500円★平日／11：30～16：00（1/15より17：00）、土日祝／11：30～17：30（90分制）
■大阪市中央区城見1-4-1／tel.06-6949-3276
ようこそ！いちごガーデンへ
デザート＆ランチブッフェ ～Strawberry～
ANAクラウンプラザホテル大阪 1階「カフェ・イン・ザ・パーク」
1/15～5/6
土日祝は90分、平日なら時間制限なしで、しかも4人なら1人無料に。イチゴ尽くめのランチビュッフェが堪能できるのはANAクラウンプラザホテル大阪。イチゴを使った多彩なデザート、ピッツアやクロワッサンサンドなど、シェフのセンスが光る料理を心行くまで楽しめる。
★大人5,800円、小学生3,100円、4歳以上1,600円、未就学児(0～3歳)無料★平日／11：30～15：00（時間制限なし）★土日祝／11：30～13：00・13：45～15：15（90分2部制） ※平日に限り大人4人につき1人無料※予約制
■大阪市北区堂島浜1-3-1／tel.06（6347）1112
肉といちごのマリアージュ
大阪肉祭･冬 ～肉×いちごのW主役～
ホテルロイヤルクラシック大阪 2階レストラン「ユラユラ」
2/29まで
肉とイチゴをメインにしたビュッフェが、ランチとディナーで開催中だ。パティシエこだわりのストロベリービュッフェは、イチゴの魅力を存分に楽しめるスイーツが数多く並ぶ。大迫力の肉ビュッフェは、約180㌘の塊り肉をライブキッチンで焼き上げる「赤身肉のグリル」が登場する。〝甘×辛〟の饗宴は無限に堪能できそうだ。
★ランチ4,500円（小学生2,250円）／ディナー6,500円(小学生3,250円)★ランチ11：30～14：30／ディナー17:30～21：30
■大阪市中央区難波4-3-3／tel.06（6633）0052（レストラン直通）
第1弾は、〝サーカス〟がテーマ!!
いちごスイーツビュッフェ第1弾「STRAWBERRY LAND」
リーガロイヤルホテル ウエストウイング1階「オールデイダイニング リモネ」
1/11～3/7
ポップでワクワク感が止まらない、リーガロイヤルホテルの「いちごスイーツビュッフェ」。おいしいだけでなく、楽しい時間も過ごせちゃう。甘いスイーツの合間にぴったりな食べ応えのあるフードメニューも充実している。
★大人6,831円、小学生4,554円 ※大人1人につき未就学児1人無料★1部11：30～・2部13：30～※90分制
■大阪市北区中之島5-3-68／tel.06(6441)1056(直通）
待望のスイーツは、春を感じるやさしい彩り
「アフタヌーンティーセット ～ロゼ彩いちごスイーツ～
ホテルグランヴィア大阪 1階「ティーラウンジ」
1/9～3/31
今回のイチオシはピンクのイチゴアイスをあしらった「苺パフェ」。グラス（氷菓）を使った「アシェットデセール・コンテスト」の優勝経験があるパティシエ2人が試行錯誤を繰り返しながら生のイチゴのフレッシュさを残しつつ、口どけなめらかな味わいに仕上げられている。フレンチシェフ考案の黒毛和牛を使った冷製オードブル、バーニャカウダなどのセイボリーも楽しめる。
★5,000円★11：00～16：00 ※3日前までの要予約
■大阪市北区梅田3-1-1／tel.06（6347）1402／※JR大阪駅直結
華やかさに包まれたセレブ気分で〝ご褒美時間〟
アフタヌーンティー＆ブッフェ「ザ・ストロベリー・セレブ」
グランドプリンスホテル大阪ベイ 1階「ロビーラウンジ」
1/13～5/26
3段ティースタンド、3品種のブランドイチゴの食べ放題をはじめ、自家製アイスクリーム、スイーツ、セイヴォリーをビュッフェスタイルで楽しめる。「レッドベルベットケーキ」「ルビーチョコレートトリュフ」などの華やかで趣向を凝らしたメニューや会場の装飾は、セレブ気分をおおいに盛り上げてくれる。
★大人6,500円、子ども（6～12歳）3,250円★土日祝のみ開催／12：00～14：00・15：00～17：00（2部制） ※GWを除く祝日は1部のみ※予約制
■大阪市住之江区南港北1-13-11 ※JR大阪駅から無料シャトルバスで約25分／tel.06（6612）1234
創造性と多様性が出会う街、NYが舞台
ストロベリースイーツビュッフェ ～アーティスティック・ニューヨーク～
ヒルトン大阪 2階「Folk Kitchen」
1/5～5/6
毎年恒例となったヒルトン大阪のストロベリービュッフェ。今年のテーマは多様性のあふれるニューヨークの街。エネルギッシュでマルチカルチャーな雰囲気を見事にスイーツで表現している。イチゴをふんだんに使ったアートで創造性豊かなスイーツが25種類登場。今回はチーズケーキファンを夢中にさせる3種の食べ比べも実現している。
★大人月～金／4,900円、土日祝およびGW期間（4/27～5/6）5,900円 ※子ども（4～11歳）はプラン料金の半額★15：00～16：30※3月以降は2部制になる場合あり
■大阪市北区梅田1-8-8／tel.06（6347）7111
生春巻きやカレー、ローストビーフまでイチゴづくし
昨夏開業の「センタラ」で〝タイ式ビュッフェ〟を体験
昨夏、なんばパークス（大阪市浪速区）の南側に新設されたエリア「なんばパークスサウス」に開業したタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」の「タイmeetsストロベリー」を同期の新人記者2人が体験取材。期間は5月31日までのロングラン。
スイーツに加えごはん系も充実
ビュッフェメニューは全部で40種類。30種類のスイーツに加え、セイヴォリー（塩気のある料理、またその風味の意味）も10種類と多めに用意されていた。
まず、目に飛び込んできたのがゴロゴロと積み上げられたイチゴフレッシュ。最近は物価高だからかイチゴフレッシュをメニューから外すホテルが目立つけれど、ここでは旬を迎えた国産イチゴがずらり。〝あまおう〟〝ゆめのか〟〝ほのか〟の3種を食べ比べしようと、ぜいたくに皿に盛り盛り。
イチゴソースのローストビーフ？
次に、タイ料理好きの記者が気になっていセイヴォリーコーナーへ。
ココナッツのタイカレーにイチゴを合わせた「鴨と苺レッドカレー」や、パクチーや砕いたカシューナッツ入イチゴソースを掛けて食べる「苺の生春巻きとストロベリーソース」。タイ米を使用した「海老と苺の炒飯」など、伝統的なタイ料理にすべてイチゴを組み合わせ、オリジナリティーにあふれるメニューばかり。
中でも目を引いたのは「ローストビーフの苺ソース掛け」。「この組み合わせって、どうなん？」と半信半疑だったが、一口食べてその不安は払拭。イチゴの酸味が上品に引き出されていて、ローストビーフの肉肉しさとよく合う。意外な組み合わせが気に入り、何度もお代わりへ。
よくある炭水化物メインのセイヴォリーではなく、〝おかず〟もしっかり楽しめるのがうれしい。いずれもちょうど食べ切れる量で盛りつけられているので、女性も40種類すべてを食べ切ることができるかも（ちなみに記者は全制覇した）。
どれもおいしそうなので、何から取るか、どの順番から食べるか、をお腹の具合と相談。
制限時間が2時間と、一般的なビュッフェより30分も長いのもうれしい。食事のペースにもよるが、一旦お腹を休ませ、再チャレンジできるからだ。一通りほしいものを食べた記者だったが、その後、5回はお代わりへ(笑)。
同ホテルPR担当の杭原修子さんによると「途中でメニュー変更も予定されている」ので、何度でも楽しめそうだ。
微笑みの国タイ
並んでいるイチゴの数々に目移りしていると、タイ人スタッフと目が合い、ニコリと微笑んでくれる。その笑顔に、記者は思わずほおを〝イチゴ〟のように赤く染め、照れ笑い。
テーブル上の食べ終わったお皿は、絶妙なタイミングで下げてくれるスタッフのクオリティーの高さにも感心。
「タイmeetsストロベリー」
●期間／5月31日までの木～日曜、祝日に開催
●場所／タイ料理レストラン「スアンブア」（2階）
●時間／午後3時～同5時
●料金／6800円、子ども（4～12歳）3400円
●予約／電話06（6695）7204
センタラグランドホテル大阪
大阪市浪速区難波中2―11―50