恒例催事が復興支援となった石川県物産展  

 2024年1月1日に発生いたしました能登半島地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

阪急うめだ本店

 阪急うめだ本店(大阪市北区角野町)は、毎年1月の恒例催しとして、1月11~17日の間に「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」の開催を予定していた。そんな中、能登半島地震が発生。

 「イベントどころでないかもしれない」担当者はまず、取引先や従業員の安否確認をしつつ、報道などで現地の状況把握を続けた。次第に取引先でも家や店舗、工房のほか、商品・作品の破損などの被害が出ていることがわかった。被害の大きい珠洲市、輪島市の約10店舗は参加が難しい状況。ところが、残りの取引先が出店を希望していた。悩んだ結果、「少しでも復興支援となれば」との思いで開催を決定し、急遽、催し売上の3%を石川県に寄付することにした。

 また、エイチ・ツー・オーリテイリンググループの社会貢献団体「一般財団法人H2Oサンタ」は1月6日から、「令和6年能登半島地震 支援金募金」の募金箱を店内各所に設置している。

■阪急うめだ本店 9階 祝祭広場・催場・阪急うめだギャラリー・アートステージ