大阪市東住吉区の長居植物園で常設展示されている、チームラボによる夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」で、紅葉が見頃を迎えている。光のアートと色づいた木々が調和し、幻想的な夜の景観が来園者を魅了している。
人々や動物が近くを通ると光が強く輝き、音色が響き、その周囲の木々が次々と呼応していく作品「呼応する木々 － フウ」では、紅葉したフウの木々に合わせた色彩で光が変化し、夜の園内に鮮やかなコントラストを生み出している。
園内の名所「ラクウショウ並木」でも、木々が温かな光に包まれ、水面に映り込む姿が幻想的な雰囲気を演出。訪れた人々は足を止め、静かに揺らめく光と紅葉の共演を楽しんでいる。
同ミュージアムは園内の草木や池、生態系や環境そのものを作品として取り込むデジタルアート空間。花や草木などの植物を光や音と組み合わせて表現し、自然が持つ姿をそのまま生かしながら、季節ごとの変化を感じられる演出が特徴となっている。