【吉村府知事番記者】コロナ感染状況と8波の備え


▲記者団の質問に答える吉村知事

 大阪府内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、12月13日に1万679人と1万人を超えるなど増加傾向にある。吉村洋文知事は現在の感染状況について「着実に増えている」との認識を示し、ワクチン接種や解熱剤、検査キットの備蓄を呼びかけている。14日の吉村洋文知事と記者団との質疑応答を紹介する。

―NHK 昨日の大阪府の発表で感染者が1万人を超えたが。

 「やはり着実に増えてきている状況」

―NHK これまでの感染の大きな波と比べると、立ち上がりの速度が緩やか。今回の特徴は。

 「新たな変異株が作用しているわけでは、今の段階ではないと思っている。今までみたいに2倍、3倍という速度では上がっていない。新たな変異株は確認されているが急激に増えているというところまでは分析されていない。ウイルスはどう動くか分からないので感染状況の推移をきちんとみていく必要がある。ぜひワクチン接種をお願いしたい。解熱剤、検査キットの備蓄を今のうちにお願いしたい」

―日経新聞 大阪モデルの赤信号の目安である病床使用率上がってきているが、(今後)赤信号というアラートを出すのか。それに伴う新たな行動制限は。

 「今の時点の方針としては、基準として定めているので赤信号の数値になれば赤信号は出す。行動制限の要請はしない。重症病床の使用率は低いまま。行動制限の要請をどこもしていない中で大阪府がするつもりはない」

―大阪日日 発熱外来の準備はできているか。

 「発熱外来の臨時設置については市町村と協力しながら着実に進めている。足りるかというとどれだけの波になるか分からないので難しいが。特に日曜、年末年始はクリニックが休むときに備えて準備してきた。ほぼ準備は整っている」

―大阪日日 クリニックに対して、(新型コロナに対応できるように)トレーニングしていく話があったが。

 「それぞれ地域の拠点病院がエリアにおける病院のさまざまな感染対策の強化のネットワークをつくっている。クリニック1個1個にやっているかというとそういう状況ではない。発熱外来を診られないクリニックは臨時発熱外来を設置するのでそこに出てもらいたい。こういう状況なので、発熱外来を増やすよう医師会にお願いしがらやっている」

―読売新聞 第8波にはまだ入っていないのか。

 「8波の定義はなかなか難しい。8波に入っている可能性はある」