美と健康の新時代を切り開く「MONNALI(モナリ)」の挑戦

未来の美を創る、「MONNALI」の原点

 2015年創業の化粧品会社「MONNALI(モナリ)」は、美容業界4,000店舗以上のサロンに導入実績を持つ実力派の化粧品メーカーである。代表取締役の尾形麗さんは、「単なる化粧品ブランドではない。私たちの使命は、製品を通じて人々の生活に喜びと笑顔をもたらすことです」と話す。社長自らが本気で、人と地球に優しい製品を開発し続け、美を通して人々を笑顔にしたいと願う原動力を伺った。

 尾形さんは13歳の時、JR福知山線脱線事故で最愛の母を亡くす。今まで当たり前にいた母が急に目の前からいなくなったことで、若くして深い悲しみを知ることになる。それらの悲しみを乗り越えていく過程において、日常の当たり前に感謝ができるようになり、母のためにも「女性を笑顔に・人々を幸せにできる仕事がしたい」という思いに至る。悲しみの中で思い描いた夢は、人と地球によろこばれる美容業界を立ち上げるきっかけになった。

 同社の製品は、生まれたての赤ちゃんや動物までもが使えるほどの安全性にこだわっている。経皮毒(※1)の問題をクリアにするために石油系合成界面活性剤を使用しないのはもちろん、合成香料や着色料、パラペン、シリコン、鉱物油などの化学成分も一切使用していない。無添加で安全性の高い製品作りに力を注ぎながら確固たる信頼のある会社へと歩み続けているという。

「色がワントーン明るくなった」 記者が「炭酸×水素パック」を体験

 「優しいだけではなく、結果にコミットすることも重要だ」と尾形さんは話す。エステティックサロンを30店舗以上展開し、サロンを通じて製品の結果を証明してきた。10年以上の歳月をかけ、抜けない水素と高密度の炭酸をかけ合わせた「TR50 H2 炭酸水素パック」の開発に至った。気泡の中に水素を閉じ込める技術「ハイドロシェアバブル」により、扱いが難しかった水素を安定的に保持し、効果を最大限に引き出すことが可能となった。 

 強力な抗酸化作用のある水素は、活性酸素を除去し肌のダメージを軽減することが期待されている。それに合わせ、炭酸は血行を促進し、肌の新陳代謝を活発にする働きをもつ。

 「炭酸×水素パック」で〝攻めと守り〟を同時に叶えるこの2つの組み合わせは同社独自の技術がなせる業だ。
 論より証拠ということで、記者がさっそく試してみた。従来の炭酸パックは「A剤とB剤を素早く混ぜる」といった手間が必要だったり、肌に付けたゼリー状の溶剤が垂れてきたりと、自分でパックするには難易度が高かった。それが同製品だとシュッとするだけで、一瞬で生の炭酸水素の濃密な泡が作られる。微細な炭酸の泡が肌に心地よい刺激になり、へこたれない弾力のある泡は、肌に密着し垂れる心配がないのがうれしい。お風呂に入りながら、手軽に使用でき最後は洗い流すことができる。パックを取り外した肌は、くすみが一掃され肌の色がワントーン明るくなった。紫外線の影響を受けて元気がなかった肌も、しっとりと柔らかくなって、キメが整った感じだ。炭酸水素パックは忙しい日常で手軽にできるスペシャルケアとして、スキンケアの定番になりそうだ。肌の調子が良くなると、気分も自然と明るくなり笑顔になる。

 「人と地球に喜ばれる存在を目指す」という同社は、これからも笑顔の連鎖を生む一助を目指す。

(※1)皮膚から有害物質が体内に入る

<取材協力>MONNALI/大阪市北区梅田1-12-17 JRE梅田スクエアビル5F