4分半で〝ごちそう級〟の本格中華 「レンジで楽チン 麻婆豆腐の素」発売 本紙リポーターがお邪魔してみた

 大阪を代表する醸造酢メーカーのタマノイ酢(堺市堺区)は今夏、「レンジで楽チン 麻婆豆腐の素」を発売した。内容量は16グラム×2袋(1~2人前×2)で225円(オープン価格)。同社の試食会へお邪魔した。

 「麻婆豆腐の素」といえばレトルトパウチ(袋状のもの)というイメージがあるが、製造工程の加熱殺菌により風味が低下してしまうという。そこで同製品は製造における加熱工程がない粉末を採用し、スパイスの風味を生かしている。

 同社の中央研究所、製品開発の福田さんは「16種類のスパイスと3種類の味噌をぜいたくにブレンドしています。スパイスの栽培地へわざわざ足を運ぶなど、選定にこだわっています」と自信たっぷりに紹介した。

 試食会はパッケージに記載してある『「4分半でごちそう級」は本当にできるのか?』を実演してくれた。

 レンジで加熱している間、食欲をそそる香りが漂ってきた。やはり、こだわりのスパイスと味噌のおかげだろう。そして、4分半の間にさらにもう一品、同社おなじみの「すしのこ」を使用した「大根の中華サラダ」も調理を進める。

 まずカット大根1袋の中にカニカマ2~4個をさいて入れる。「すしのこ」、しょう油を各小さじ2とごま油小さじ1を全て入れて、口を閉じて振る。お皿に盛りつけるだけででき上がりだ。ちなみに、同社公式サイトでもさまざまなレシピを紹介している。

 わずか4分半で「旨(うま)辛」の香り漂う、本格的な麻婆豆腐と副菜が完成! 短い時間でできる〝タイパ飯〟で、まだまだ暑い季節を乗り切ろう。

■タマノイ酢株式会社/堺市堺区車之町西1-1-32/電話072(238)1022