マルビル跡地に〝丸いビル〟建設へ 2030年開業予定

 大阪駅前のランドマークとして長年親しまれながら、老朽化などを理由に2023年5月に閉館して、解体工事中の「大阪マルビル」。その跡地に再び円筒形のビルを建設する計画が大阪市の都市計画審議会で8月2日、承認された。

 高さは旧マルビル(約124㍍)の1・5倍以上となる192㍍。ビル内には高級ホテルやコンサートホール、博物館などを整備する予定。2030年の開業を目指す。

 なお、解体後の跡地は2025年の大阪・関西万博開催期間中、来場者向けのバスターミナルとして活用され、その後に新たな建物が建設される。