大阪名物・老舗「長池昆布」の今秋のおすすめ 松茸と真昆布のマリアージュなど

 大阪・西天満にある「長池昆布」は1864年(慶応元年)、曽根崎村の長池筋(現大阪市北区曽根崎)で創業。天野社長は「品質を第一に、北海道南産の真昆布にこだわっている」と話す。

 原料に〝昆布の王様〟といわれる北海道南産の真昆布を使った、 塩昆布・白とろろ・おぼろ昆布・限定商品の花山椒など、昔ながらの職人による手造り商品が味わえる。

 年末年始の挨拶の手土産として多用されていたが、コロナ禍で需要が激減していた。その後は新たなコラボ商品などで危機を乗り切っていたが、需要が回復してきた今、改めて同店の秋のおすすめ商品のラインナップが揃う。

牛肉のしぐれ煮 80㌘(1620円)

 牛肉のしぐれ煮は、市場に出回らない希少価値のある大阪生まれの黒毛和牛「なにわ黒牛」を使用し、昔ながらの製法で仕上げた。

松茸昆布 90㌘(1296円)

 松茸と真昆布の味のマリアージュが楽しめる「松茸昆布」。しっかりと松茸のうま味が感じれるように、昆布と松茸は別々に炊いて、最後に合わせて味を整える。松茸特有のうま味の後に塩昆布の塩加減が食欲をそそる。

松茸しぐれ 80㌘(1620円)

 細かく刻んだ塩昆布に松茸を合わせた「松茸しぐれ」。少し甘味に炊いた松茸に塩昆布のしょっぱさが絶妙なアクセントの一品。松茸が主役の贅沢な一品。

■長池昆布/大阪市北区西天満4-7-6/電話06(6364)6368
https://nagaikekonbu.jp/