地域

粉もん、ラーメン、そしてずっこけ 半年間の「大阪グルメEXPO」スタート

 大阪・関西万博開会式に合わせ4月12日から大阪城公園太陽の広場(JR大阪環状線・大阪城公園駅から徒歩2分)で「大阪グルメEXPO2025」がオープンする。万博と同じ10月13日までの半年間設置で大阪市が主催。プレオープンの特別内覧会では招待客約800人が訪れ、軒を並べた30店の飲食店で注文したフーズを2か所の飲食テントなどで味わった。

大阪グルメEXPO2025会場入り口でポーズを取る横山大阪市長(中央)ら

 常設出店は京阪神の粉物や中国・韓国の料理をはじめ丼物、オムライス、カツサンドなど20店。残る10店は週替わりでテーマを決めて全国から名店を誘致。オープニングの1週間はラーメンフェスタで北海道など全国の有名ラーメンを1千円均一で提供する。

羽根付きギョーザを紹介する寺本・味の素冷食社長(右から2人目)

 オープニングセレモニーでは横山英幸市長が「この場所は万博会場のある夢洲駅から大阪メトロ中央線1本で森ノ宮駅に着いてすぐ。しかも夜は10時まで営業でゆっくり楽しめます」とPR。飲食テントは、大きい方のMATSURIは無料で休憩などもOKでパフォーマーも随時出演、小さい方のUTAGEはレストランシアターとして吉本新喜劇や漫才などが楽しめる有料席。

寛平GM(左から2人目)のギャグでズッコケる紅(中央)ら

 吉本新喜劇の間寛平GMと酒井藍座長は「グルメを楽しみながら舞台を見て頂く新形式。新喜劇では花月うどん店が定番やけど、本物のうどんを小道具に使う手もあるなぁ」と早くもアイデアが続々。ゲストとして登場した元宝塚歌劇団男役トップスターの俳優、紅ゆずるは「私はよく食べる方なので味の組み合わせを楽しみたい」と話した後、「ぜひやってみたかった」という〝新喜劇ずっこけ〟を寛平GMのギャグと共に他の登壇者と一緒に転び大喜び。

招待客を前にジャグリングを演じるもりやすバンバンビガロ(右)

 夜に入ってギョーザステーションでは運営の味の素冷食・寺本博之社長がコロコロチキチキペッパーズを相手に、同社の代名詞ともなっている羽根付きギョーザを紹介。UTAGEステージでは吉本新喜劇の実演、MATSURIステージではもりやすバンバンビガロがジャグリングを披露し会場を盛り上げた。

(畑山博史)