池田市に所在を置く支援団体チャーミングケアが、アピアランスケア支援事業実態調査として全国の市区町村が行っているがん患者などへの治療による外見変化へのケア〝アピアランスケア〟に対する助成の動向調査を公表した。
同団体によると、2024年6月ー8月にインターネットによる調査を行い、アピアランスケア支援事業としてなんらかの助成を市区町村および都道府県が行なっている自治体は全体（1741市区町村）の64%（1114市区町村）で、同団体が2022年に調査した際の38%（669市区町村）から比較すると、この3年間で実施自治体が増加していることがわかったという。
また、市区町村での補助のあり方もこの3年で変化があり、都道府県が一部補助を行ったり都道府県主体と市区町村主体の助成を市民が選択できる傾向が高くなってきている（下記グラフの「100%」と表示されている地域で都道府県主体施策が行なわれている傾向が高い。*都道府県主体で助成を行っていても市区町村で対応していない場合もある）。
大阪府では、都道府県での補助や助成は行っておらず、市区町村主体の助成のみにとどまっており、大阪府内の市区町村の６３％（２７市区町村）が助成を行っていることがわかった。
■チャーミングケア／池田市新町1-4池田西山ビル1F