定期テストの時期になりました。「勉強しなさい」とつい言いたくなりますが、言うと余計に反発して勉強しなくなるし、かといって言わないとずっと勉強してくれない。「このままで大丈夫？」と、お子さんの成績について不安を抱えておられる人も多いのではないでしょうか？ 「個別指導キャンパス」代表の福盛訓之さんに、子どものモチベーションが上がる接し方をお聞きしました。
―同塾では、指導する時にどのようなことを意識して、生徒と接してしますか
お子さまのモチベーションを高め、やる気にさせることを大事にしています。講師がお子さまの小さな成長に気づき、ほめて伸ばします。高い指導力と生徒のやる気が成績アップを実現させています。
―家庭では、どのようにほめれば良いですか
「テストの点数が少しでも上がっていた」「家で勉強する習慣がついてきた」「学校のことや塾のことを自分から話してくれるようになった」、些細なことでもそんな変化があった時は、まずはほめることを意識してください。特に勉強が苦手なお子さまは、自信を持てていないことが多いので、保護者が勉強の成長を喜ぶことが大事な成功体験になります。そして、さらに頑張ろうと思えるのです。
―わが子のことを思うあまり、つい厳しく評価してしまう保護者も多いようです。どう心掛けるべきか
意外にも、親はなかなかわが子の成果を認めず、〝短所探し〟をして厳しい評価をしてしまう傾向にあるようです。例えば、1教科だけ下がってほかの教科はそうでなくても、親の評価は「下がった」、もしくは、良くても「トントン」ということがあります。全教科をパーフェクトに上げない限り認めてもらえないということでは、頑張っている子どもにとって辛いことです。ついつい心配なあまり評価が厳しくなりがちですが、あえて客観的に見つめ、良い部分も見つけてあげて〝積極的にほめる〟ということを心掛けると良いです。親から認められることは子どものモチベーションには不可欠だと考えています。
個別指導キャンパス
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