京都の酒蔵「佐々木酒造」の「聚楽第(じゅらくだい)」を テーマにした日本酒酒場が誕生

 俳優の佐々木蔵之介さんの実家としても知られる京都の有名酒蔵「佐々木酒造」の日本酒「聚楽第(じゅらくだい)」とコラボした日本酒酒場「京都駅前酒場 聚楽第」が、JR京都駅前に5月31日にオープンする。「聚楽第」とは、豊臣秀吉が京都に造営した邸宅の名で、同酒造を代表する銘柄の一つ。

 この「聚楽第」を中心に、千利休が茶の湯にも使ったとされる名水「銀名水」で仕込んだ日本酒と、京都の食材を使った相性抜群の料理を提供する。

 メニューは、看板商品の「京鴨と湯葉のしゃぶしゃぶ」をはじめ、京都の名水を使い手作業でつくった「京鴨ザルそば」、漁港から直送した新鮮な「御造り6点盛り」「京風だし巻卵」など約70種類を用意する。日本酒は、同店限定の「聚楽第」生原酒2種やフルーティーな味わいの「古都 大吟醸」など20種をラインナップ。一度に3つの日本酒を飲み比べられる「利き酒セット」も揃える。

 外観も特徴的で、東本願寺の目の前に位置する2階建ての古民家を改装した味わい深い佇まいは、日本酒ファンのみならず国内外から訪れる観光客からも注目を集めそうだ。

■京都駅前酒場 聚楽第/京都市下京区中居町112-2・114-4/電話075(746)5556