大阪モノレール 東大阪への延伸4年遅れ 整備費650億円上振れ

 大阪モノレールの延伸事業(門真市から東大阪市)について大阪府は4月24日、軌道や支柱などのインフラ整備費が当初の786億円から約650億円増え、開業時期が2029年から33年にずれ込むと発表した。地質調査の結果、想定以上に地盤が軟弱だったことが判明し、工事の見直しにより総事業費は約1760億円になる見込み。事業は門真市駅から南に8・9㌔延伸し、東大阪市などに新たに5駅を設ける計画。