【U.K.に学ぶ!しゃべる技術②】オーバー過ぎる〝へぇ〜〟

 今回教えたい会話テクニックは〝話す相手をひきつける〟方法です。人と話をする時を思い出してください。どんな風に相づちを打っていますか? 実はこの相づちの打ち方がめちゃくちゃ重要なのです。

 ファーストステップとして超簡単な返事の仕方を教えましょう。「へぇー。そうなんですか」の〝ぇ〟の部分を強調することです。すると相手には「話を真剣に聞いてくれている」と伝わります。

 いつも感心するのですが、日日新聞の記者さんはみんな聞き上手。だから自然にそれができていますよ(ゴマスリ)。

 あとはうなずき。オーバー気味にうなずけば「あなたにとても興味がある」と印象を与えられます。僕もラジオ番組で相手に気持ちよく話してもらえるよう、この二つを意識しているんです。

ラジオDJ・タレント・作家をこなす関西では絶大な知名度とウィットに富んだ巧みな話術を操る唯一無二の存在。「関西エンタメ界のタレ目王子」として、さまざまなラジオやテレビに出演。「くっすん」の愛称で親しまれた。現在、『苦手な会話がうまくなる U.K.に学ぶ「しゃべる」技術』をテーマに動画、新聞連載、講演&講義を展開。自著『ONLY U. 親卒で才能を開花せよ!』を出版し、守口市の「もりぐち夢・未来大使」も務める。

U.K.(楠 雄二朗) lit.link(リットリンク)
U.K.(楠 雄二朗) ラジオDJ・タレント・作家 守口市夢未来大使 《略歴》 10代半ばから4年間半、イギリスへ留学。音楽を愛し「人に感動を与える表現者になりたい」とDJを志す。 2000年にFM RADIO局で初のレギュラー番組を担当、以降はテレビとラジオの音楽番組を主軸に活動「関西エンタメ界のタレ目王子」と呼ばれ...