マスク緩和でどう変わる 13日からは〝個人の判断〟で

戎橋周辺を散策する通行人(写真は3月1日撮影)
戎橋周辺を散策する通行人(写真は3月1日撮影)

 新型コロナウイルの感染対策として政府が推奨してきたマスクの着用が3月13日から、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられる。一方で、医療機関を受診する際などは、引き続きマスク着用を推奨するとしていて、厚生労働省はマスクの着用が効果的な場面などをホームページなどで分かりやすく周知している。

 ただ、今後の日常生活ではマスク着用に敏感な〝マスク警察〟、逆に5類に引き下げで〝マスク外せ警 察〟双方のプレッシャーを実感する場面もでてきそうだが、あくまで個人の主体的な選択を尊重し、マスクをしたくない人に強要しない、マスクを外したくない人に強要しない、「マスクは自由ですよ」というルールがどれだけ浸透するかが大切となりそうだ。

マスクの着用が効果的な場面

・通勤ラッシュなど混雑した電車やバス
・医療機関受診
・重症化リスクの高い人が多い(医療機関や高齢者施設など)