「大阪マルビル」、今夏解体へ 「大阪第一ホテル」が営業を終了

大阪マルビル

 円筒形のビルで多くの府民らに長年親しまれ、建て替え工事が決まっている複合ビル「大阪マルビル」(北区)の中核テナントである「大阪第一ホテル」が3月31日、営業を終了し、屋上部分の電光掲示板が消灯した。同ビルに入居する飲食店などの一部テナントは5月いっぱいで営業を終える予定。今夏からは建て替え工事を行い、2030年春の完成を目指す。建て替え計画では、現在の地上30階建て、高さ約123メートル建物から高層化する予定で、多目的の大型ホールや、高機能オフィスの設置していく。