関西鉄道7社が乗り放題 QRコードの1日乗車券を導入

 関西の主要鉄道7社(JR西日本、近鉄、京阪、阪急、阪神、南海、大阪メトロ)は、スマートフォンのQRコードで利用可能な乗車券「KANSAI MaaS ワンデーパス」を導入した。利用期間は2月27日から3月27日までで、価格は3000円。大阪、京都、神戸、奈良の各都市で利用可能で、専用アプリ「KANSAI MaaS」から購入できる。

 この乗車券は、2025年大阪・関西万博を見据え、国内外の観光客が関西エリアをシームレスに移動できるよう開発された。7社の広範な路線を1日で効率よく巡れることが特徴で、利便性向上を目指している。

 さらに、大阪メトロ中央線夢洲駅の開業に合わせ、大阪市内指定路線を利用できる「大阪スマートアクセスパス」(1200円)も発売される予定。
 これらの新たな乗車券は、観光客だけでなく、通勤・通学者にも幅広く利用されることが期待されている。