阪急電鉄は7月から初の有料座席指定サービス「プライベース」を始める。導入されるのは大阪梅田―京都河原町を結ぶ京都線の特急系列車(特急、通勤特急、準特急)。乗車区間の運賃に加え、500円の座席指定料金が必要になる。
車両はいずれも8両編成の新型と京都線で使われている特急用で、1両をプライベース用にする。座席はゆったりとくつろげるリクライニング機能をはじめ、周囲の視線が気にならないヘッドレストやパーテーションを装備。収納式のテーブルや読書灯、コンセント、無料Wi─Fiなど便利な機能も備えた。
また、車いすの利用者のための優先席も設置。「プライベース」専属のアテンダントが添乗し、座席へ案内する。