駅ロッカーに預けた荷物をホテルへ JR西日本 国内初 3月に実証実験へ

 JR西日本は、駅に設置しているロッカーに預けられた手荷物を、宿泊先のホテルなどに届けるサービス「ピクラクポーター」の実証実験を3月に開始する。ロッカーから宿泊先に手荷物が配送されるサービスは日本初という。

 旅先を手ぶらで移動したい観光客向けのサービス「ピクラクポーター」は、利用者がロッカーのタッチパネルに宿泊先を入力すると、その日の夕方までに荷物が届けられるという仕組み。大阪エリアでは新大阪駅・大阪駅・ユニバーサルシティ駅に設置され、市内の約70の宿泊施設に配送が可能。1番大きなサイズのロッカーで利用料は2800円(大阪エリア3月30日開始開始当初は2300円)。同社は2025年に開催予定の大阪・関西万博に向けて他の駅やサービスの拡大を検討している。