心斎橋エリア最大級 高さ132mの複合施設 2026年竣工へ

「(仮称)心斎橋プロジェクト」の建物の外観(ヒューリック提供)

 ヒューリックは5月10日、竹中工務店、JR西日本不動産開発、パルコの4社で進めている「(仮称)心斎橋プロジェクト」の計画概要を発表した。心斎橋駅に直結した交差点の一角に、商業店舗やホテルが入居する高さ132mの複合施設を開発。2026年2月の竣工を目指す。

 計画地は、大阪の目抜き通りである御堂筋と長堀通に面した新橋交差点の北東角。大阪メトロ御堂筋線と長堀鶴見緑地線の心斎橋駅に直結する一等地で、心斎橋プラザビル(本館・東館)と心斎橋フジビルを建て替え、同エリア最大級の複合施設として建設する。

 施設は地上28階、地下2階建て。地下2階から6階までを店舗で構成し、大通りに面した低層階は2~3層のメゾネット店舗を展開してラグジュアリーブランドを誘致する。

 8階~14階には、1フロア268坪から最小24坪までの多彩なオフィスを展開。御堂筋を望む屋外テラスも設ける。

 16~28階にはヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」の関西旗艦店を開業。客室数は220で、地上約120mの最上階には大阪の景色を一望できるルーフトップバーを設置する。