定期テストに実力テスト、模擬試験と受験生にとって忙しい時期。よく「テストを解き直しましょう」といわれますが、具体的な方法に悩む子どもや保護者は多いのではないでしょうか。「個別指導キャンパス」代表の福盛訓之さんに、テストの復習方法についてアドバイスをお聞きしました。
―いつ試験の解き直しをすれば良いか?
答案が返ってきたらすぐに行うのが最も良いです。解放感に浸るのはテストが終わった当日だけにして、早速次の対策を立てることをおすすめします。
―具体的な解き直し方法は?
答案が返ってきたら、間違えた原因を考えることが重要です。間違えた問題の答えを確認して覚え直すことももちろん重要ですが、それよりも何故間違えたのか見直すことが効果的です。具体的には、「ケアレスミス」か「暗記不足」かを見分けることです。同時に勉強方法の見直しもすると良いでしょう。
―勉強方法の見直しとは?
例えば、暗記不足で間違えた問題なら、どんな方法で暗記したのか振り返るのです。2回暗記したがテストの際に忘れていたのならば、次回は暗記の回数を3、4回に増やすというように、改善策をノートにまとめるようにしてください。人によって最適な勉強方法はそれぞれ異なるので、試験ごとに見直しと改善をして自分に最適な勉強方法を見つけてほしいと思います。間違えた理由がわからない所や、勉強方法については、なるべく一人で悩まずに学校や塾で聞くと良いです。
―学校の授業の復習だけでなく、試験の復習も重要なのですね
テストや模試の復習をしないままだと、授業や問題集ではわかっていても試験で間違えてしまうということがあります。試験を解き直して、自分の間違えやすいパターンに気づくことが次回の成績を上げる第一歩です。
―「個別指導キャンパス」の強みは?
個別指導の良さは、個々に成績不振や苦手分野の対策ができ、質問もしやすい所にあります。単元別の理解度が把握できるので、個々に合ったカリキュラムをオーダーメイドで作っています。当塾は各地域の定期テスト対策や情報提供、分析も可能です。毎年生徒が間違いやすい単元や出題傾向なども集積しています。
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