大阪バス（本社・東大阪市）は9月15日、JR大阪駅と神戸空港（神戸市）を結ぶ単独運行の路線バス「神戸空港リムジンバス」の運行をスタートした。
神戸空港は、30年度をめどに国際線の就航を目指しているが、空港と都心部を結ぶアクセス強化が課題となっている。現在、大阪駅から同空港へは、JR神戸線や阪急・阪神電車で三ノ宮を経由し、ポートライナーに乗り継ぐ必要がある。
バスは、JR大阪駅から神戸空港まで、直行便運行で70～80分。JR大阪駅発午前8時50分から神戸空港発午後5時50分まで、1日4往復する。車内は、プラズマクラスターイオン発生機を搭載。また、抗菌・消臭力のある独自のシート・カーテンを採用。
同社の西村信義社長は、「2025年大阪・関西万博に向けて、訪日・来阪客の利便性はより一層高まる」と関西の発展に自信をのぞかせている。
料金は、片道大人千円、小人五百円。ICOCAなど交通系ICも利用可能。定員制で予約は不要。 問い合わせは、電話06（6748）0020、大阪バス予約センターまで。