週刊大阪日日新聞

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2021/7/24

私立中学入試「プレテスト」ってご存知ですか?

受験生も学校側にもメリット
プレテストで入試の雰囲気を事前に体験


▲追手門学院大手前中学校でのプレテストの様子

 「プレテスト」ってご存知ですか?志願する私立中学校が作ったテストをその中学校で本番さながらに受験できるのが「プレテスト」です。志望する中学校の出題傾向をつかむ上でも「プレテスト」を実施しているなら、受験したいところです。

 入試本番と同じ会場、同様の出題傾向で行われるプレテスト。自宅から学校までの交通ルートや、教室・トイレの場所などを確認しておくことは、落ち着いて入試に臨むためにも欠かせません。

 私立中の入試担当者は「プレテストは、成績返却、親子面談などを通して学校になじんでもらい、親近感を持ってもらって、少しでも入学の可能性を持ってほしいという学校側の熱意の表れなんですね」と本音を語る。

 そして大手進学塾の進路指導担当者も「学校が行うプレテストは、教員が教壇に立ち、試験監督をして実施しますから、より本番の入試に近い雰囲気の中で行われます。試験問題も、教員が自ら作成しているものを使いますから、この点でも本番の練習になります」とプレテストの体験を勧めている。

 さらに、プレテストでどの程度点数が取れるのか、受験した中でどの程度の位置にいるのか、こういったことも返却される成績表で知ることができるなどメリットは多い。

面倒見の良さをアピール

 プレテストの実施は入試が1回増えることに等しい。採点や合否判定なども含め、学校側の負担は相当なものです。なぜ、学校はここまで労力を払ってまで行うのでしょうか。

 受験生にとっては「腕試し」の機会で、学校側にも少子化の中、受験生を囲い込める<<潟bトがあります。

 私立中学校の広報担当者はその真意を話しています。

 「学校に足を運んでもらいたい。実際に生徒に来てもらい、その場で試験を受けてもらえれば、安心感も生まれるし、親近感も沸く。また、同伴する親に対しても、試験の待機中に学校説明会や見学会などを開くことで学校の良さもアピールできる」。各校は、7月上旬から12月下旬までの間に複数回設ける学校もあります。最近では、プレテストの結果を返却する際に、児童と保護者を呼んで、入試本番までの学習法などをアドバイスする懇談会を開く学校も多い。

ボーダーラインで有利

 追手門学院大手前中学校(中央区)では本番の入試問題に完全に準拠した問題にトライすることができます。プレテスト受験後には入試本番まで対策をしっかり立ててもらえるように約2週間後にプレテスト個別学習アドバイス会を実施しています。そこで、同校のオリジナル成績帳票で詳細に成績を分析して教員がマンツーマンによる個別指導も行っています。

 浪速中学校(住吉区)はさらに一歩進めて、受験生に向けプレテスト対策講習会を開き、入試問題傾向のアドバイスや個別相談会も実施しています。

 履正社学園豊中中学校(豊中市)では、プレテストで選考する「特待生奨学金制度」を設けています。特待生は、学業・人物ともに優秀で、同校への入学を強く希望する受験生の中から選考し、授業料・施設設備費を全額猶予し、本校卒業時に免除としています。

 この面倒見の良さは、実は関西の私立中学にとっては重要なポイントでもあります。

 では、プレテストと本番入試の関係は?

 大手塾の関係者によると、「もちろん合否は本番の入試結果次第。ただし、ボーダーラインに並んだ場合、プレテストで優秀な結果を出した生徒が有利になることはありえます」と話す。実際、合否判定にはプレテストの得点を配慮するといいます。

※各説明会等の日程・内容などは、今後変更となる可能性があります。詳細は必ず各校のHPまたはお電話でご確認ください。
※上記日程・内容だけでなく、HP上で学校紹介資料などを掲載したり、オープンスクール・個別相談等を随時受付している学校もあります。
※2021年5月(大阪中高連調べ)


私立受験シリーズ
「うちの子、中学受験します」
vol.2 受けとけ、プレテスト!

にち子
大阪在住40代主婦。
夫、ゆうと(10)、猫の4人家族。

 受験を決意した(させた)息子と迎える夏休み。先輩ママがめっちゃいろいろ教えてくれるのだが、強く勧めてもらったのが「プレテスト」への参加。先輩ママAの貴重情報を、みんなにも伝えておこう。

本番さながらの環境で

 志望校に、本番と同じ時間、同じ会場で試験を体験できるのは、メリットしかない(※コロナで変更する可能性はあるが)。小さな子どもにとって、本番で実 力が全部出し切れるかというと、そうでないこともある。この練習と本番のブレ幅≠なくすためにも、何度か場数を踏ませて経験させておくことは、めちゃくちゃ大事なのだ。自分の子どもが「実は本番に弱い」タイプ!とか本番でわかっても、後の祭り。なんせ、プレテストの受験はだいたいの学校が無料なので、受けることに得はあっても損はないのだ。

「受けてほしい!」と学校側も思っている

 プレテストは、生徒が学校を知る機会でもあるけれど、逆もまた然り。先生たちも参加してくれた子に対しては「あの子、説明会にも来てくれた」とか、「テスト後の解説で熱心に聞いていたな」と、多少は印象に残るもの。それが合否に直接影響はないけれど、志望校の学校の先生から「頑張ってね、待っているよ!」って声を掛けられると、子どもながらに感じるものがあるみたい。今まで漠然と中学受験の勉強をしてきた子どもも、たくさんの受験生と一緒にテストを受けることで、受験を肌身で感じて、本腰が入るきっかけになるみたい。学校の友達でもなく、塾の友達でもない、未来の友達と切磋琢磨するいい機会なんだ!

親目線でここがメリット!

・本番さながらの環境で受けられる
・ほとんどの学校が無料で実施(例外あり)
・個別解説などの機会で具体的にアドバイスがもらえる
・子どもが本番に強いタイプか確認、対策が打てる

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