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2021/7/10

吉村府知事番記者 

出口戦略の素案を公表 

ワクチン接種率と重症病床使用数


▲出口戦略を巡り意見交換する吉村知事

 大阪府は、新型コロナウイルスワクチンの接種率と重症病床の使用数に応じて、飲食店などへの時短要請を段階的に解除する基準をまとめた「出口戦略」(ロードマップ)の素案を公表した。ワクチン接種の進展具合を勘案しながら、重症病床の使用数に応じて段階的に取り組む案。感染拡大を抑制することが前提だが、出口に向けて道筋通りになるか動向が注目される。

 素案ではワクチンの接種率の進捗(しんちょく)状況を、三つの段階に分類している。

 まず府民の約40%〜50%(約350万人〜450万人)が、2回の接種を終えるまでを「ステージA」と分類し、この段階では「変異株などの影響を踏まえると、感染急拡大のリスクがあり、医療逼迫(ひっぱく)への警戒が必要」と位置付けた。

 そして、府民の約60%〜70%(約550万人〜650万人)が、2回の接種を終えるまでを「ステージB」とし、「ワクチンの効果が出始め、感染者の減少が想定される」とした。

 最後にそれ以上の接種が進んだ段階を、集団免疫獲得後の「ステージC」。「社会全体の重症化のリスク減少が期待できる」とした。

 その上で、重症病床使用数に応じて社会経済活動の制限を段階的に解除する。最も厳しい「レベル4」では、飲食店の酒提供の自粛・時短▽大規模施設は休業か時短▽イベントは無観客か人数制限。次いで「レベル3」では、飲食店の酒提供の自粛・時短▽大規模施設は時短か解除▽イベントは人数制限―とした。

 「レベル2」は社会経済活動を再開するとして、飲食店は一部で酒提供の自粛、時短か解除▽イベントは人数制限緩和。「レベル1」は社会経済活動を本格化し、日常生活を取り戻すとし、基本的な感染防止対策を行うとした。

 例えば「ステージA」の段階で、重症病床使用数が、府が確保する重症病床250床の50%程度(125人)を下回れば、「レベル3」の対応を取る。20%程度(50人)を下回れば「レベル2」とするなどだ。

 一方、素案が示された6月30日の府幹部による会議では出席者から制限解除の基準について、「中等症の患者が増える可能性がある。重症病床に限定するのはどうか」との意見もあった。

 素案は7月末までは「集中警戒期間」に位置付け、出口戦略の対象にはしない。7月末までに策定して8月から活用する考え。

 会議後の会見で吉村洋文知事は「休業要請をお願いしているが、これがいつまで続くのかどうか、事業者からすると懸念があると思う。感染対策と社会経済活動の両立のためにもロードマップが重要。今、どの位置にいるかをみんなで確認しながら、できるだけ出口の方向に向かっていくことが重要。道しるべをつくるのは行政の役割だ」と語った。

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