2021/5/15
地元のキーパーソン
地元に寄り添うキーパーソンたち。心温まる珠玉の言葉が綴られた─。
人とのつながりを大切に… 大好きなラグビーに恩返しがしたい

旭区清水整骨院 院長 旭ラグビー体験会 代表
関 寛樹さん
ラグビーの普及活動に力を入れるため、今春、自身がトレーナーを務める大阪市立旭東中学校で、小学生を対象とした「旭ラグビー体験会」を発足させた関寛樹さん。
2019年のラグビーワールドカップで、人気沸騰したのは記憶に新しいが、「痛そう」、「怪我(けが)が心配」と敬遠する人が多いスポーツでもある。
だが、関さんはその魅力を「仲間を大切にするし、仲間の悪口を絶対に言わない人が集まっている。ラグビー界は狭い世界なので、どこへ行ってもラグビーつながりができること」と語った。
「旭ラグビー体験会」は、スクールのような指導中心ではない。子ども達自身がどう考え、行動するかや、成長に大切な仲間意識、助け合いを学んでもらうことに重きを置いている。
「子どもの可能性を広げるのは、ある1つの体験からだと思う。この活動が、心と体の可能性を広げるきっかけになればうれしい」
現在、老若男女問わず参加できる「俺たちのラグビー(仮称)」を企画中。今度は、旭区からラグビー人気が沸騰しそうな気配だ。
ちょいダサ写真で京橋をPR

鮫島さん(真ん中)とその友人ら
Sameshima Coffee Roastery ANGLER 代表
鮫島 秀虎さん
「ちょっとダサが京橋らしい」と笑みを浮かべるのは、カフェ、アングラー(都島区都島南通2-14-27)のオーナー、鮫島秀虎さん(40)。豆選び、焙煎から手掛ける本格的なコーヒーを提供する。
コロナ禍が続く中、商店街も活気を失い、何か元気が出る事は無いだろうか、と考えていた中、たまたま気の合う仲間同士で撮った写真をSNSに掲載したところ反響があった。「これは面白い。投稿を見てくすっと笑ってもらえたら」との思いで、3月から不定期に撮影を始めた。カメラマンもすべて素人集団。
「素人がモデルのように笑わず、かっこよく決めポーズで写真を撮ると、思いのほか、ダサい。この少しのダサさを楽しんでもらえたら」と、京橋らしい場所を選び撮影を重ねている。
コロナ禍にしかできないことを面白がると、面白い仲間が集まる。こんな時だからこそ、人とのつながりを大切にし、これからも面白いことを発信し続けるという。
写真の観覧はインスタscr_angler_kyobashiで。
「1日1便の散歩便=Aはじめまーす」

配達員
大澤 里佳さん(写真右)
門真市在住の大澤里佳さん(24)は、「生まれつきの障がいは私の個性です」と、 とにかく明るい性格で地域の人気者。 普段はダイエットのために歩いていたが、「どうせならいつも声を掛けてくれ、気に留めてくれる地域のお店の人に、何か恩返しができないかな?」と、 母、法子さん。「コロナ禍で、お店に行けないけど注文したい!」というご近所の声に応えるため、3月から散歩便(配達)≠始めた。
散歩便はお母さんとお散歩というダイエットも兼ねているので、お母さんの仕事が終わった午後4時から。 1日1便で不定休(気分が良いときのみ)。お約束は、「@重い物は運べませんA雨の日は運べませんB時速2キロで運びます」と、あくまでマイペースだ。
「門真の皆さま、よろしくお願い致します〜」と、笑顔も一緒にお届けしている。
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