週刊大阪日日新聞

大阪市(北・都島・城東・旭・鶴見区)・守口市・門真市
(社)日本ABC協会加盟紙 251,012部

2020/12/26

地元のキーパーソン 

地元に寄り添うキーパーソンたち。心温まる珠玉の言葉が綴られた-。

広告を作ったのは中高生!

類学舎
高等部1年 原之園 果歩さん(左)
中等部2年 吉田 夏乃香さん

 「自分が仲間を誘うならどう誘うかをイメージしながら作りました」「たくさん遊んで自分の頭でいっぱい考えた子の方が社会に出たときに役に立つと思います」と語る類学舎の中等部2年生の吉田夏乃香さんと、高等部1年生の原之園果歩さん。

 彼女らは、半分探求、半分仕事をコンセプトに類塾が運営する「全日制 類学舎」の生徒たち。その仕事課題として、長期休み前に小学校で配布される「おやこ新聞」(週刊大阪日日新聞発行)の紙面の表紙下にある類子屋・類塾の広告を担当した。

 2人は仕事に取り組む中で「仕事はうまくいかないことがほとんど。けど、そこで乗り越える力が鍛えられる、相手と同じ目線で考えると解決できる」と吉田さん。「どうしたら期待に応えられるか、喜んでもらえるかを仲間と一緒に考えるのが楽しいし、自分自身も変わってきました」と原之園さん。これまでにない学びの場で相手を思う視点を磨き、仕事に取り組む体験は新しい将来への展望を感じさせてくれる。


美容ハサミメーカーが美容師を応援!

兜酔|社 代表取締役社長 原田寿朗さん

 今年で39年を迎える京橋の美容ハサミメーカー「武芸社」(大阪市都島区東野田町2)の原田寿朗代表取締役社長(72)。

 けんしょう炎になりやすい美容師のために開発された特許商品の美容バサミ、「パワーロックシステム」という専門のハサミで知られる同社。このハサミは2つの刃の留め金部分を特殊加工することで、開閉時の摩擦を限りなく少なくした優れもの。10万〜20万円というプロ向けの商品を「少しでも理容、美容師の役に立てたら」とメーカー価格の枠を超え、更に3〜4割引きで販売する。

 もともと美容室にシャンプーなどの材料を卸す仕事をしていた原田社長は、「長持ちするハサミがほしい」という理容師の声をきっかけに独立。今では国内外に5万人を超える顧客を持つ。「良いハサミを持つだけでテンションも上がり、やる気が出る。一生付き合えるハサミを提供するのが使命」と熱く語る。

 今年は愛用者たちから、ハサミを郵送してもらうなどし、この時期だからとメンテナンスに力を入れる。「理容、美容師を目指す人はコロナに負けないで自分の夢を追いかけてほしい。我々はその夢のサポートし続ける」と話す。


新型コロナの影響で遺言書の相談急増

杉田行政書士事務所 杉田雄一郎さん

 大阪府豊中市で活躍する行政書士の杉田 雄一郎さんに「この1年を振り返って」というテーマで話を伺った。

 「令和2年は、やはり新型コロナが大きく影響した一年です。電話相談で家族がコロナに罹ってしまった≠ニいう話を伺い、改めて他人事ではなく、マスクやうがい等の予防も不断に努めるべきであると再確認いたしました」

 そんな状況下、今年増えた相談が遺言書作成≠ニいう。「コロナ禍での万一に備えて遺言書を準備したい≠ニいうのは、高齢者のみならず働き盛りの40〜50代の方からも頂くようになりました。巣ごもりで家族と話す時間が増えて、改めて今後を考えるようになった≠ニいう理由の方も。実は、遺言書は一度作成した後でも内容修正が可能です」と杉田さん。

 更に今年からは、法務局で遺言書を安く預かるサービスがスタートした。「難しく考えずに、年末年始のこの機会に一度ご自身の考えをまとめる事から始めてみては」と呼び掛けている。事務所では遺言書の相談は初回無料。

 杉田行政書士事務所(0120-169-415)。


「コロナ禍」で 遠隔法要≠実現

常光円満寺 副住職 藤田 晃秀さん

 吹田の地で創建1280年以上の歴史を誇る「常光円満寺」。新しいお墓の形として大阪初の「カード式納骨堂」や地域交流として「寺ヨガ」を行うなど話題を呼んでいるが、今年は「遠隔での法要」を実現したという。

 副住職の藤田晃秀さんは「お参りにお越しいただけない方のために、場所は離れていても同じ時間に心で繋がる≠アとができるようにYouTube LIVE(ユーチューブ ライブ)≠使って遠隔で法要を行うことを試みました。念入りに計画を立て、何度も打ち合わせをし、無観客ですが司会者による法要の進行や音楽披露、お経などを中継しました。その映像は何度も繰り返し見ることができるので、多くの方に喜んでいただくことができました」と話す。

 「ルビがついたお経」「ハーモニーで演出するお経」などチャンネル数も豊富。「コロナ禍で暗い気 持ちになりがちですが、離れていても仏様ご先祖様と繋がっているので気持ちを大切にしてほしい」と願う。


コロナに振り回されない 「勝算より覚悟」

串かつ場ぁ聖天堂 オーナー 大原致春さん

 20歳から飲食業界に飛び込み、30歳で独立。2011年7月に福島区の聖天通り商店街に誕生した串かつ酒場は、20年6月に北区中津に2号店をオープンした。

 独立した時は、経営の事が分からず手探り状態。半年でテレビ取材が入り、客も増えたが提供する串かつに満足はできていなかった。店を切り盛りしながらも、研究を重ね自信をもって提供できる串かつが完成。次第にリピート客が増え、来店してくれる頻度も増した。「福島区の店で積み上げたことを別の場所でも」との思いで、中津に2号店を構えた。こちらも、福島店同様に地元のリピート客が多い人気店となっている。

 コロナ禍でのオープンとなったが、持っていた気持ちは「勝算ではなく覚悟」。それだけ、自分の串かつに自信があったからこそできた挑戦のように思う。コロナの影響は、業界全体に大きなダメージを与えているが、大原さんは「振り回されることなく、来店してくれるお客さんに、最高の品を提供するだけ」と話す。

 注文してほしいメニューは「串カツのおまかせ創作コース」(5品750円、10品1500円、15品2250円)。その日のおすすめの食材を選び、常連客は好みも考慮し飽きさせない構成にしてくれる。今の時期おすすめは、ぎんなん、牡蠣(カキ)、タラの白子など。串かつでハンバーガーの味を再現したという変わり種もぜひ。

■中津店/北区中津1-10-12
 電話06(6131)5383 不定休
■福島本店/福島区福島8-19-19
 電話06(6940)6865 月曜定休

■天王寺ミオ 今春大規模リニューアル 食や雑貨など約60ショップが登場

■事業の統括担当に4氏 スーパーシティフォーラム 特区指定目指す府・市

■官民連携ミナミ復興を

■チョコ選び ひとときの休息 医療従事者向け販売会

■遠隔販促≠ナ感染防げ 商業施設で近大短大生

■ビッグイシュー400号 ホームレス支え17年

■振り袖貸し出し無料撮影会 新成人先着100人限定

■「赤木ファイル」提出命令求める 森友自殺訴訟

■女子バレーJT 松井市長に初V報告 関西を盛り上げたい

■ICTを活用工事スマート化 夢洲まちづくり本部

■「うめきた2期」いよいよ着工 梅田がみどり≠フ都市空間に

■新大阪駅に新エリア 3月にフードコート誕生

■新旧の大阪 光で再現 大阪城イルミナージュ

■ニュースを違った角度から 「国債は借金? 貨幣発行?」


週刊大阪日日新聞
最新号
毎月第2・第4土曜発刊
毎月第4土曜発刊
「大阪日日新聞」
電子版
電子版の詳細はこちら
アップルストア グーグルプレイ
日日チャンネル【Gotoキャンペーン編】/「宿泊」「ステーキ食べ放題」「お酒飲み放題」で、なんと! 2,500円 だった
pagetop